歯が痛い方へ

「歯が痛い」方への
当院の治療の流れ

①受付・問診票記入:
痛みの場所・きっかけ・服用中のお薬などを確認します。

②緊急度の確認:
腫れや発熱・外傷の有無を拝見します。

③検査:
視診・触診・冷温刺激テスト・X線(レントゲン)等で原因を特定します。

④応急処置:
必要に応じて痛みや腫れを和らげる処置(咬合調整、仮封、洗浄排膿、鎮痛薬の処方など)を行います。

⑤説明:
原因・治療選択肢・費用目安・通院回数を分かりやすくご説明します。

⑥本格治療の開始/再診予約:
応急処置後、根管治療・う蝕治療・歯周治療など計画に沿って進めます。

歯の痛みの原因とは

  1. 虫歯(う蝕):歯の神経に近づくほどズキズキ痛むことがあります。
  2. 知覚過敏:冷たい物・歯磨きで「しみる」鋭い痛み。歯ぐき後退や咬耗が要因。
  3. 歯髄炎・根尖性歯周炎:神経の炎症や根の先の感染で、噛むと響く・拍動痛が出ます。
  4. 歯周病:歯ぐきの炎症や膿、動揺で噛んだ時に痛みが出ることがあります。
  5. 噛みしめ・歯ぎしり:歯や顎関節に負担がかかり、歯の亀裂(クラック)や筋肉痛を起こします。

歯が痛くなった時の
セルフケア

  • 市販の鎮痛薬
    (用法・用量を守って適切に)

    痛みのコントロールに有効です。
  • 患部を触りすぎない
    強く噛む・舌や指で押すことは避けましょう。
  • 頬の外側を冷やす
    清潔なタオルで間欠的に冷却(凍傷に注意)。
  • 口腔内を清潔に
    優しく歯みがき・うがいでプラークを減らします。
  • 柔らかい側で噛む/硬いものを避ける
    患側への負担を減らします。
歯が痛くなった時の注意点
  1. 自己判断で歯を削らない・針等で突かない。
  2. 温めすぎない:長風呂やホットタオルは炎症を悪化させることがあります。
  3. アルコールや刺激物を控える:血流が増え痛みが強くなる場合があります。
  4. 強い咬合やガム・硬い食品を避ける。
  5. 市販薬の飲み過ぎに注意:併用薬や持病がある方は特に注意してください。
  6. 妊娠中・授乳中・基礎疾患のある方は必ず申告:使える薬剤・処置が変わります。
  7. 腫れている所は揉まない:炎症が広がる可能性があります。
  8. 症状が強い/発熱・顔の腫れがある場合は早急に受診。
痛みが続いたまま放っておくと
  • 感染の拡大
    神経の壊死や根の先の膿、骨への波及で腫脹・発熱を起こすことがあります。
  • 歯の保存が難しくなる
    抜歯が必要になるリスクが上がります。
  • 咀嚼・発音・全身への影響
    食事が取りにくく、睡眠の質低下や体力低下につながります。
  • 治療期間・費用の増加
    早期治療に比べて通院回数や費用がかさむ傾向があります。
歯の痛みに悩む患者様へメッセージ

「痛み」は体からの大切なサインです。原因を特定し、適切に処置すれば多くは改善できます。つらい時こそ我慢せず、どうぞ遠慮なくご相談ください。私たちは、痛みの緩和と再発予防の両面から、分かりやすい説明と丁寧な治療でサポートいたします。お気軽にお電話・WEBからご予約ください。